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クイックアンサー
Chicago引用形式は、Chicago Manual of Style(CMOS)に基づく引用法で、主に人文科学で使われます。脚注・注と参考文献リストを用いる方式と、著者名・年号を本文中に示す方式の2種類があり、前者は特に歴史学で標準的です。
Chicago引用形式とは
Chicago Manual of Style(CMOS)に基づくChicago引用形式は、歴史学、文学、人文科学分野で広く使用されています。脚注または注釈を用いて出典を示す方法が特徴です。
二つの引用形式
Chicago形式には脚注・注釈法と著者年号法の二つの主な形式があります。脚注法は人文科学分野で一般的であり、著者年号法は社会科学分野で使用されることもあります。
脚注法の基本
脚注法では、本文中の引用箇所に上付き番号を付け、ページ下部または章末に完全な出典情報を記載します。各脚注には著者名、書名、出版情報、ページ番号が含まれます。
形式:著者名。書名。出版社、出版年、ページ番号。
実例:田中太郎。学術研究の方法論。東京大学出版会、2020年、45。
参考文献リスト
Chicago形式では、論文末尾に参考文献リストを付けることが推奨されています。参考文献リストは脚注とは異なる形式で、著者の姓を最初に置き、出版年の後に書名を記載します。
形式:著者の姓、著者の名。書名。出版社、出版年。
最初の引用と短縮形
同じ出典を何度も引用する場合、最初の脚注では完全な情報を記載し、二度目以降は短縮形を使用します。
最初の引用:著者名。書名。出版社、出版年、ページ。
短縮形:著者 短い書名、ページ。
Ibid.の使用
同じ出典を繰り返し引用する場合、Ibid.(ラテン語で前述と同じという意)を使用できます。ページが異なる場合はページ番号を記載します。
形式:Ibid.、ページ番号。
複数著者の脚注
複数著者による著作を脚注で引用する場合、複数著者の順序で著者名を記載します。
形式:著者1 著者2 著者3。書名。出版社、年、ページ。
ウェブリソースの引用
ウェブリソースを引用する場合、著者名、タイトル、ウェブサイト名、URLを記載し、アクセス日を含めることが推奨されています。
参考文献リストの整理
参考文献リストは著者名のアルファベット順に整理されます。複数の著作がある場合は、同じ著者のものを年号順に並べます。
Chicago形式の利点
Chicago形式の利点は、脚注を通じて豊かな情報を提供できることです。脚注に追加的な説明や解釈を含めることで、読者の理解を深めることができます。
実践的なチェック
Chicago形式を使用する際には、以下を確認してください。著者名、正確な書名、出版社、出版年、正確なページ番号。これらが完全に記載されていれば、学術的信頼性が確保されます。
参考資料
- Chicago Manual of Style Online — Chicago引用形式の公式情報源で、脚注・注釈・参考文献リストの最新ルールを確認するのに最も適しています。
- Purdue OWL — Chicagoスタイルの基本的な使い方や脚注・文献表の書き方を、学習者向けにわかりやすく解説しています。
- Microsoft Support Word — Wordで脚注や文献管理機能を使う方法を確認でき、Chicago形式の実務的な作成に役立ちます。
- MLA Style Center — Chicagoとは異なる引用形式の考え方を比較しながら、引用ルールの理解を深める補助資料として有用です。
よくある質問
Chicago形式で同じ出典を二度目に引用する場合の形式は?
最初の引用では完全な情報を記載し、二度目以降はShortened form(著者 短い書名)を使用します。同じ出典を繰り返し引用する場合は、Ibid.(前述と同じ出典)を使用することもできます。
Chicago形式では脚注と参考文献リストの両方が必要ですか?
はい、Chicago形式では脚注または注釈で完全な出典情報を記載し、論文末尾に参考文献リストを付けることが推奨されています。両者で若干の記載順序の違いがあります。
複数の著者がいる場合のChicago形式での記載方法は?
脚注では著者1、著者2、著者3という順序で記載し、参考文献リストではすべての著者名を記載します。3人以上の著者がいる場合でも、参考文献リストではすべて記載することが原則です。