修正:Wordでの文書の比較が機能しない場合の対処法

By Noah Zhang 2026年3月30日 word-tutorial
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クイックアンサー

Wordの文書比較が機能しない原因は、保存先のパス不一致、編集権限の不足、または変更履歴が有効なままになっていることです。比較前に同じファイルパスを指定し、読み取り専用や保護を解除し、変更履歴をオフにすると正常に比較できます。

問題の概要

Wordの「文書の比較」機能が動作しません。レビュー > 比較 > 結合に進み、2つのファイルを選択しても何も起きないかエラーが表示されます。比較ダイアログが応答しなかったり、比較結果が作成されずに閉じてしまいます。2つのバージョン間のすべての差分を確認したいのに、Wordの比較機能が壊れている状態です。ファイル形式が互換性がなかったり、機能がファイルを見つけられない場合があります。

簡単な対処法

両方の文書が保存されて閉じられていることを確認してください:

  1. 比較したい両方の文書を保存する:それぞれでCtrl+Sを押す
  2. すべてのWord文書を閉じる:ファイル > すべて閉じる
  3. リボンのレビュータブに移動
  4. 比較(比較ボタンの横の▼)をクリック
  5. 比較または結合を選択(結合は編集の統合用)
  6. ダイアログで:
    • 元の文書: 最初の文書を参照して選択
    • 変更後の文書: 2番目の文書を参照して選択
  7. OKをクリック(今は「詳細オプション」はクリックしない)
  8. 10~30秒待つ(大きな文書は比較に時間がかかる)
  9. 差分がすべて変更履歴として表示された新しい文書が開く

これで解決しない場合は、以下のステップバイステップの解決策に進んでください。

ステップバイステップの解決策

ステップ1:開いているすべてのWord文書を閉じる

開いている文書が比較機能の妨げになります。

  1. すべてのWord文書を閉じる:
    • ファイル > すべて閉じる または個別に閉じる
  2. Wordのウィンドウが空であることを確認
  3. Wordアプリケーション自体は閉じずに開いたままにする
  4. その状態で比較機能を開く:レビュー > 比較 > 比較

ステップ2:正しい文書の場所を選択する

比較前にファイルは保存されている必要があります。

  1. 比較ダイアログで、**「元の文書」**のフォルダーアイコンをクリック
  2. 最初の文書が保存されている場所に移動
  3. ファイルをダブルクリックして選択(または1回クリックして開くをクリック)
  4. 重要: ファイルを開かずに選択するだけにする
  5. ファイル名が「元の文書」欄に表示される
  6. 次に**「変更後の文書」**のフォルダーアイコンをクリック
  7. 2番目の文書の場所に移動
  8. 同様に選択する
  9. 両方のファイル名がダイアログに表示される
  10. OKをクリック

ステップ3:ファイルの互換性を確認する

文書は互換性のある形式である必要があります。

  1. 両方のファイルは以下であるべきです:
    • Word文書(.docx、.doc、.docm)
    • PDF、画像、その他の形式ではない
  2. ファイルの拡張子を確認:
    • ファイルを右クリック > プロパティ
    • 「種類」欄を確認
    • 両方とも「Microsoft Word 文書」などと表示される
  3. もし片方がPDFの場合:
    • 直接PDFと比較はできない
    • PDFをWordに変換する必要がある(専用ツールが必要)
    • または代替の比較方法を使う(ステップ10参照)

ステップ4:ファイルが開かれていないか、ロックされていないか確認する

使用中のファイルは比較できません。

  1. 文書が開かれているか確認:
    • 開いていたら閉じる(ファイル > 閉じる
    • 保存したくなければ保存せずに閉じてよい
  2. 他のユーザーによってファイルがロックされていないか確認:
    • ファイルを右クリック
    • 読み取り専用やロックのアイコンがあれば、他のユーザーが閉じるのを待つ
  3. ファイルを閉じたら再度比較を試みる

ステップ5:未保存の文書は先に保存する

未保存の文書は正確に比較できません。

  1. 未保存の文書を比較したい場合:
    • まず保存する:Ctrl+S または ファイル > 保存
    • ファイル名を付ける
    • 保存場所を選択
    • 保存をクリック
  2. 2つ目の文書も同様に保存
  3. 両方の文書を閉じる
  4. 保存済みの文書で比較を再度試す

ステップ6:文書が選択できない場合はファイルパスを使う

ファイルブラウザに表示されないことがあります。

  1. 比較ダイアログでフォルダブラウザを使わずに
  2. **「元の文書」**欄を右クリック
  3. 文書のパスを持っていれば貼り付ける
  4. またはフルパスを直接入力:C:\Users\YourName\Documents\Document1.docx
  5. **「変更後の文書」**も同様に行う
  6. OKをクリック

ステップ7:比較ではなく結合を試す

結合は場合によっては安定しています。

  1. レビュー > 比較 > 結合を選択(比較の代わりに)
  2. 結合は複数のレビュアーの編集を統合するための機能です
  3. 比較と同様に文書を選択
  4. 結合は差分を表示しますが、変更履歴の統合に最適化されています
  5. 比較が失敗する場合、結合が成功することがあります

ステップ8:基本比較で失敗する場合は詳細オプションを有効にする

高度な設定が難しい文書に役立つことがあります。

  1. 比較ダイアログを開く:レビュー > 比較 > 比較
  2. 文書を通常通り選択
  3. OKをクリックする前に、左下の詳細オプションまたはその他のオプションを表示をクリック
  4. 追加設定が表示される:
    • 書式の無視: 書式変更を無視してテキストのみ比較
    • 空白の無視: スペースやタブの違いを無視
    • 句読点の無視: 句読点の違いを無視
  5. 不要なオプションのチェックを外し、実際の差分に集中
  6. OKをクリック
  7. 比較が成功する場合があります

ステップ9:文書の順序を入れ替えて比較する

順序によっては動作することがあります。

  1. 比較が失敗したら、「元の文書」と「変更後の文書」を入れ替えて試す
  2. 再度比較を実行
  3. これで奇妙なエラーが解消されることがあります
  4. 結果はどちらの順序でも差分を示しますが、方向が異なるだけです

ステップ10:代替の比較方法を使う

Wordの比較がどうしても動作しない場合:

  1. 手動で並べて表示:
    • 両方の文書を開く
    • 表示 > 並べて表示を選択
    • スクロールしながら差分を手動で確認
  2. Word Onlineの比較機能を使う:
    • 両文書をSharePointにアップロード
    • SharePointのウェブインターフェイスでバージョン比較を利用
  3. Googleドキュメントに変換して比較:
    • 両方をGoogleドキュメントに変換
    • Googleドキュメントの比較機能を使用
  4. サードパーティの比較ツールを使う:
    • DeltaView、Diffユーティリティなど
    • Wordの比較が失敗する場合でも動作することが多い

ステップ11:比較機能が繰り返し失敗する場合はOfficeを修復する

比較機能が破損している可能性があります。

  1. コントロールパネル > プログラム > プログラムと機能に移動
  2. Microsoft Officeを探す
  3. 変更をクリック
  4. クイック修復を選択
  5. 修復完了まで待つ(2~5分)
  6. それでも比較が失敗する場合は、再度実行してオンライン修復を選択
  7. オンライン修復はOfficeの全コンポーネントを再構築します
  8. 修復後に再度比較を試す

なぜこの問題が起こるのか

  1. 文書が開いたまま — 開いている文書が比較を妨げる
  2. ファイルが保存されていない — 未保存の文書は比較できない
  3. 互換性のない形式 — PDF、画像、非Word形式のファイル
  4. 他のユーザーによるファイルロック — 使用中のファイルは比較不可
  5. 文書の破損 — どちらかのファイルが内部的に破損している
  6. 比較機能のバグ — 古いOfficeバージョンにバグがある場合
  7. パスやファイル名の問題 — 特殊文字や長すぎるパスでファイル選択が失敗
  8. ディスク容量不足 — 比較時に一時ファイルを作成するため空き容量が必要

予防策

  1. 両方の文書を必ず保存する — 未保存のファイルは比較しない
  2. 比較前に文書を閉じる — 開いたままのファイルは比較しない
  3. 互換性のある形式を確認 — .docx、.doc、.docmであること
  4. わかりやすいファイル名を使う — 特殊文字は避ける
  5. Officeを最新の状態に保つ — 更新で比較機能のバグが修正される
  6. 早めに比較をテストする — 重要な時に慌てないために
  7. バックアップを保持する — 変更前のオリジナルを保存しておく
  8. バージョン管理を活用する — 大幅な修正は変更履歴を使うことも検討

まだ解決しない?代替案

  1. 並べて表示 — 表示 > 並べて表示で両文書を同時に確認
  2. 変更履歴を使う方法 — 比較の代わりに変更履歴を利用
  3. Googleドキュメントの比較機能 — アップロードして比較
  4. Diff/パッチツール — diffコマンドなどテキスト比較ツールを使用
  5. 視覚的比較ソフトウェア — Beyond Compare、Araxis Merge、WinDiffなど
  6. 手動で行単位のレビュー — 両文書を開いて一行ずつ確認
  7. Officeの再インストール — 完全アンインストールして再インストール
  8. Microsoftサポートに問い合わせる — 機能が繰り返し失敗する場合

まとめ

  • 比較前にすべての文書を閉じる(開いたまま比較しない)
  • 両方の文書を必ず保存する(未保存は比較不可)
  • 両方がWord形式(.docx、.doc)であることを確認
  • レビュー > 比較を使用する

参考資料

  • Microsoft Support Word — Word の比較機能や変更履歴、ファイルの開き方に関する公式サポート情報を確認でき、機能しない原因の切り分けに役立ちます。
  • Microsoft Learn Office — Office と Word の技術資料や管理者向け情報があり、比較機能の動作条件やトラブルシューティングの理解に役立ちます。
  • Purdue OWL — 文書の編集・校正・引用に関する基本的な考え方を学べるため、Word での比較結果の扱い方を整理するのに役立ちます。
  • Harvard Writing Center — 文書の推敲や差し替え、版管理の実践的な考え方がまとめられており、比較機能を使う前後の文書整理に役立ちます。

よくある質問

Wordの「文書の比較」機能が動作しないのはなぜですか?

比較を行うには、両方のファイルが保存されていてアクセス可能である必要があります。[校閲]>[比較]> 両方の文書を選択してください。それでも失敗する場合は、ファイルが使用中、破損している、または互換性のない形式である可能性があります。

名前や形式が異なる文書でも比較できますか?

はい、Wordでは .docx と .doc の比較もでき、ファイル名が異なっていても問題ありません。ただし、どちらのファイルも読み取り可能で、他のユーザーに開かれていない必要があります。

比較機能では実際に何が表示されますか?

比較機能は、2つの文書のすべての差分を、新しい文書内の変更履歴として表示します。追加、削除、書式の変更は赤いマークアップで示されます。

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