Harvard形式におけるウェブサイトとオンラインリソースの引用
ウェブリソース引用の基本形式
Harvard形式では、ウェブリソースの急速な変化を考慮して、アクセス日とURLを明記することが特に重要です。紙資料と異なり、ウェブ情報は更新や削除される可能性があるため、詳細なアクセス情報が必要です。
ウェブサイト記事の基本引用形式
ウェブサイト上の記事を参考文献リストで引用する場合、著者名、出版年、ページタイトル、ウェブサイト名、アクセス日、URLを記載します。
形式:著者の姓、著者の名。(年)。ページタイトル。ウェブサイト名。アクセス年月日。URL。
実例:田中、太郎。(2023)。学術情報の検索方法。学術情報ネット。2026年3月19日。https://www.example.com/academic-search。
著者名なしのウェブページ
著者名がない場合、組織名またはウェブサイト名を著者の位置に記載します。
形式:組織名またはウェブサイト名。(年)。ページタイトル。ウェブサイト名。アクセス日。URL。
組織が発行したウェブページ
政府機関や大学、企業等が発行したウェブページの場合、組織名を著者として記載します。
形式:組織名。(年)。ページタイトル。ウェブサイト名。アクセス日。URL。
実例:内閣府。(2023)。科学技術政策について。内閣府ウェブサイト。2026年3月19日。https://www.cao.go.jp/。
オンラインニュース記事
オンラインニュースサイトの記事を引用する場合、著者名、記事タイトル、ニュースサイト名、公開年月日、アクセス日、URLを記載します。
形式:著者の姓、著者の名。(年、月日)。記事タイトル。ニュースサイト名。アクセス日。URL。
ブログ記事
ブログの記事を引用する場合、ブロガー名、投稿タイトル、ブログ名、投稿年月日、アクセス日、URLを記載します。
形式:ブロガーの姓、ブロガーの名。(年、月日)。投稿タイトル。ブログ名。アクセス日。URL。
ソーシャルメディアの投稿
ツイッターやフェイスブック等のソーシャルメディアの投稿を引用する場合、ユーザー名、投稿の全文または一部、プラットフォーム名、投稿年月日、アクセス日、URLを記載します。
形式:@ユーザー名。(年、月日 時刻)。投稿内容。プラットフォーム名。アクセス日。URL。
ウィキペディア
ウィキペディアは編集可能であるため、学術論文の主要な出典としては推奨されていません。ただし、背景情報として引用する場合は、ページタイトル、ウィキペディア、アクセス日、URLを記載します。
形式:ページタイトル。(年)。Wikipedia。アクセス日。URL。
オンライン動画やマルチメディア
ユーチューブなどの動画プラットフォームの動画を引用する場合、アップロード者、タイトル、プラットフォーム名、アップロード年月日、アクセス日、URLを記載します。
形式:アップロード者の姓、アップロード者の名。(年、月日)。動画タイトル。プラットフォーム名。アクセス日。URL。
PDFファイル
ウェブ上に公開されているPDFドキュメントを引用する場合、基本的には書籍またはジャーナル論文と同じ形式で、最後にアクセス日とURLを追加します。
形式:著者の姓、著者の名。(年)。タイトル。出版社。アクセス日。URL。
アクセス日の重要性
ウェブリソースはアクセス日を記載することで、いつの時点での内容を参照したかを明確にできます。特に頻繁に更新されるウェブページの場合、この情報は不可欠です。
URLの正確性と完全性
URLは完全で正確に記載することが重要です。短縮URLは避け、元のフルURLを記載することが推奨されています。
よくある質問
Harvard形式でウェブページに著者名がない場合の引用方法は?
著者名がない場合は、組織名またはウェブサイト名を著者の位置に記載します。形式は、組織名。(年)。ページタイトル。ウェブサイト名。アクセス日。URLとなります。
Harvard形式でウェブページが更新されている場合、どの年を記載しますか?
最終更新年を記載します。ページの作成年と最終更新年が異なる場合は、最終更新年を使用します。形式は、著者。(更新年)。ページタイトル。となります。
Harvard形式でソーシャルメディアのアカウントを引用する場合の形式は?
著者またはアカウント名。(投稿年)。投稿タイトルまたは内容の一部。プラットフォーム名。アクセス日。URLという形式になります。