シカゴスタイルでウェブサイトを引用する方法

By Marcus Williams 2025年12月12日 更新日時 2026年3月19日 citation-guide
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クイックアンサー

シカゴスタイルでウェブサイトを引用する場合、ノート・書誌スタイルでは脚注に「著者名、ページ名、サイト名、公開日、URL、アクセス日」を記し、著者・年スタイルでは本文中に「著者, 年」を示して参考文献に同じ情報を載せる。著者がいないときはサイト名から始め、更新日や公開日があれば優先して入れる。

ウェブサイトは、政府のデータベースから大学出版物まで、学術研究に欠かせない情報源となっています。シカゴスタイルでウェブサイトを引用する際は、公開情報の有無やページとサイトの区別に注意が必要です。本ガイドでは、ノート・書誌システムと著者・年システムの両方について、さまざまなウェブサイトのタイプに対応した実例を交えて解説します。

ウェブサイトから収集すべき情報

ウェブサイトを引用する前に、以下の要素を集めてください:

  • 著者または作成者名(ある場合)
  • ページタイトル(引用する特定のページ名。ウェブサイト名ではありません)
  • ウェブサイト名または運営組織名(全体のサイト名)
  • URL(完全なウェブアドレス)
  • 公開日またはアクセス日
  • 関連するセクションや記事番号

引用するページにアクセスし、ヘッダー、フッター、または「このサイトについて」などのセクションでこれらの情報を確認しましょう。

ノート・書誌システムでのウェブサイト引用

ノート・書誌システムでは、ウェブサイトの引用は印刷物と区別するために特定の書式が求められます。

ウェブサイトの完全ノート例

  1. 著者名(名 姓), “ページタイトル,” ウェブサイト名, accessed 月 日, 年, URL.

実例:

  1. Sarah Mitchell, “Climate Change Policy Updates,” Environmental Affairs Network, accessed March 16, 2026, https://www.environmentalaffairs.org/climate-policy-2024.

公開日があり、著者が明記されている場合:

  1. Sarah Mitchell, “Climate Change Policy Updates,” Environmental Affairs Network, March 15, 2024, https://www.environmentalaffairs.org/climate-policy-2024.

短縮ノート

  1. Mitchell, “Climate Change Policy Updates.”

書誌リストの記載例

Mitchell, Sarah. “Climate Change Policy Updates.” Environmental Affairs Network. Accessed March 16, 2026. https://www.environmentalaffairs.org/climate-policy-2024.

公開日がある場合:

Mitchell, Sarah. “Climate Change Policy Updates.” Environmental Affairs Network. March 15, 2024. https://www.environmentalaffairs.org/climate-policy-2024.

著者・年システムでのウェブサイト引用

著者・年システムは、本文中の引用と参考文献リストの両方でより簡潔な形式を提供します。

本文中の引用例

(著者名 年) (Mitchell 2024)

著者が不明な場合:

(ウェブサイト名 年またはアクセス日) (Environmental Affairs Network 2024)

参考文献リストの記載例

著者姓, 名. 年. “ページタイトル.” ウェブサイト名. Accessed 月 日, 年. URL.

実例:

Mitchell, Sarah. 2024. “Climate Change Policy Updates.” Environmental Affairs Network. Accessed March 16, 2026. https://www.environmentalaffairs.org/climate-policy-2024.

著者不明のウェブサイト

著者が特定できない場合は、引用をページタイトルとウェブサイト名から始めます。

ノート・書誌システム(著者なし)

  1. “ページタイトル,” ウェブサイト名, accessed 月 日, 年, URL.

例:

  1. “Data Privacy Guidelines,” Privacy International, accessed March 14, 2026, https://www.privacyinternational.org/guidelines.

著者・年システム(著者なし)

本文中:

(Privacy International)

参考文献リスト:

Privacy International. “Data Privacy Guidelines.” Accessed March 14, 2026. https://www.privacyinternational.org/guidelines.

組織を著者とする場合

個人著者がいない場合、ウェブサイトを運営する組織名を著者として使用します。

ノート・書誌システム(組織著者)

  1. World Health Organization, “Global Health Statistics 2024,” WHO.int, accessed March 10, 2026, https://www.who.int/publications/health-statistics-2024.

著者・年システム(組織著者)

参考文献リスト:

World Health Organization. 2024. “Global Health Statistics 2024.” WHO.int. Accessed March 10, 2026. https://www.who.int/publications/health-statistics-2024.

政府機関や教育機関のウェブサイト

政府機関や大学、研究機関のウェブサイトは同様の形式で引用しますが、組織の権威を強調することが多いです。

ノート・書誌システム(政府機関)

  1. U.S. Environmental Protection Agency, “Regulations on Air Quality Standards,” EPA.gov, accessed March 12, 2026, https://www.epa.gov/air-quality-standards.

著者・年システム(政府機関)

U.S. Environmental Protection Agency. “Regulations on Air Quality Standards.” EPA.gov. Accessed March 12, 2026. https://www.epa.gov/air-quality-standards.

ブログ投稿やオンライン記事

ブログ投稿やニュースサイトの記事は、公開日があることが多く標準的なウェブサイト引用形式に従います。

ノート・書誌システム(ブログ投稿)

  1. 著者名(名 姓), “投稿タイトル,” ブログ名, 月 日, 年, URL.

例:

  1. James Rodriguez, “The Future of Remote Work,” WorkplaceTrends Blog, March 15, 2024, https://workplacetrends.blog/future-remote-work.

著者・年システム(ブログ投稿)

Rodriguez, James. 2024. “The Future of Remote Work.” WorkplaceTrends Blog. Accessed March 16, 2026. https://workplacetrends.blog/future-remote-work.

ソーシャルメディアの投稿やコメント

ソーシャルメディアのコンテンツも引用可能ですが、保存性や文脈に注意が必要です。

ノート・書誌システム(ソーシャルメディア)

  1. ユーザー名, “投稿文またはタイトル,” プラットフォーム, 投稿日, accessed アクセス日, URL.

例:

  1. @NationalArchives, “New digitized documents from 1920s available online,” Twitter, March 14, 2024, accessed March 16, 2026, https://twitter.com/NationalArchives/status/1234567890.

オンライン動画やマルチメディア

ウェブサイト上の動画は、プラットフォーム名と日付を強調して同様の形式で引用します。

ノート・書誌システム(オンライン動画)

  1. 制作者名, “動画タイトル,” プラットフォーム, 月 日, 年, URL.

例:

  1. Dr. Sarah Chen, “Quantum Computing Explained,” YouTube, March 10, 2024, https://www.youtube.com/watch?v=example.

公開日不明のウェブサイト

公開日が不明な場合はアクセス日を重視して引用します。

ノート・書誌システム(公開日なし)

  1. 著者, “ページタイトル,” ウェブサイト名, accessed 月 日, 年, URL.

著者・年システム(公開日なし)

参考文献リストでは「n.d.」(日付なし)を使い、アクセス日を明記します:

著者姓, 名. n.d. “ページタイトル.” ウェブサイト名. Accessed 月 日, 年. URL.

引用のステップバイステップ

ステップ1: ページタイトルを見つける(通常はウェブページの上部)

ステップ2: ページの著者または責任組織を特定する

ステップ3: ウェブサイト名を確認する(URLとは異なる場合があります)

ステップ4: 公開日があれば記録し、なければアクセス日を記録する

ステップ5: アドレスバーから完全なURLをコピーする

ステップ6: 公開日とアクセス日のどちらを使うか判断する

ステップ7: ノート・書誌または著者・年の形式に従って書式を整える

ステップ8: 情報の正確性と完全性を確認する

避けるべき一般的なミス

  1. 特定のページタイトルではなくドメイン名だけを使う
  2. ページタイトルの引用符を省略する
  3. URLだけでなくウェブサイト名も記載し忘れる
  4. 公開日があるのにアクセス日のみを使う
  5. 不要なURLパラメータやトラッキングコードを含める
  6. ウェブサイト引用と印刷物引用で書式が不統一になる
  7. ウェブサイト名と組織名を混同する

URLとDOIの使い分け

ウェブサイトにDOIとURLの両方がある場合は、恒久的なアクセスを保証するDOIを優先してください:

  1. 著者, “ページタイトル,” ウェブサイト名, 年, doi.org/10.1234/example.

長文論文でのURL管理

多数のウェブサイト引用がある場合は、短縮URLサービスや脚注を利用して長さを管理することを検討してください。ただし、検証のために完全なURLは必ず利用可能にしておく必要があります。

練習用例

例1: 著者と公開日がある標準的なウェブサイト

(ここに例を続けることができます)

参考資料

  • Chicago Manual of Style Online — シカゴスタイルの公式情報源で、ウェブサイトの引用方法をノート・書誌方式と著者・年方式の両方で確認するのに最も役立ちます。
  • Purdue OWL — シカゴスタイルを含む主要な引用形式の解説がまとまっており、ウェブサイト引用の基本ルールを実例つきで学べます。
  • APA Style — シカゴスタイルとの違いを比較したいときや、著者・年方式の考え方を理解する補助資料として有用です。
  • MLA Style Center — ウェブサイトやオンライン資料の引用例が豊富で、シカゴスタイルのウェブサイト引用と見比べる際の参考になります。

よくある質問

ウェブサイトの引用にアクセス日を含める必要はありますか?

明確な公開日があるほとんどのウェブサイトでは、アクセス日は省略できます。ページが頻繁に変更される可能性がある場合(wiki、ソーシャルメディアなど)や、公開日が記載されていない場合には、アクセス日を記載してください。

ウェブサイト名と個別ページのタイトル、どちらを引用すべきですか?

個別ページのタイトルを引用符で囲んで記載し、あわせてウェブサイト名も含めてください。特定の出典を示すために、両方が必要です。

ウェブサイトに著者名が記載されていない場合はどうすればよいですか?

まずページタイトルを引用符で囲んで記載し、その後にウェブサイト名を続けてください。そのウェブサイトを運営しているのが組織であれば、その組織名を著者として使用してください。

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