京都大学論文フォーマットガイド
クイックアンサー
京都大学の論文フォーマットガイドは、修士論文・博士論文の体裁を統一するための基準で、表紙、要旨、目次、本文、参考文献の順序や記載方法を定めている。日本語・英語いずれの論文でも、章立て、ページ番号、余白、文字サイズなどの書式を明確にそろえることが求められる。
京都大学論文フォーマット要件
京都大学は日本を代表する研究機関として、修士論文および博士論文のための包括的なフォーマットガイドラインを定めています。これらの基準は、学術的な発表における一貫性と専門性を確保するとともに、日本語と英語の両言語での研究に対応しています。
基本的なフォーマット基準
言語要件
京都大学では、日本語、英語、または指定されたその他の言語での論文執筆を認めています。国際的な研究を行う大学院生は英語で執筆することが多いですが、以下の要素は日本語での提出が必要です:
- 論文タイトル
- 要旨または概要
- キーワード
- 前付けページ
この二言語対応の方針は、国際的な研究環境を反映しつつ、日本の学術的伝統とのつながりを維持しています。
フォントの選択とサイズ
日本語テキストには、ヒラギノ明朝や游明朝などの標準フォントを12ptで使用してください。英語やその他の言語には、Times New Roman、Arial、または同等の専門的なフォントを12ptで使用します。
論文全体でフォントの選択は一貫させてください。見出しは本文と同じフォントファミリーを用いながらも、明確に区別できるようにフォーマットしてください。これにより視覚的な階層構造が生まれ、専門的な印象を保てます。
余白の指定
京都大学では以下の余白を厳密に指定しています:
- 左余白:3cm(製本のため)
- 右余白:2.5cm
- 上余白:2.5cm
- 下余白:2.5cm
これらの寸法は、大学図書館システムでの適切な保存および製本を保証するために厳守されます。
行間
本文は日本語・英語のいずれも二重行間を必須とします。脚注、章末注、付録は単一行間でも構いませんが、整合性を保つために二重行間が推奨されます。
表紙および前付けの構成
表紙には以下を含めてください:
- 日本語および英語の論文タイトル(中央揃え、太字)
- 著者の氏名と学生番号
- 所属学部・大学院名
- 学年度および提出日
前付けは以下の順序で配置します:
- 表紙
- オリジナリティ宣言
- 謝辞(任意)
- 日本語要旨(300~500字)
- 英語要旨(300~500語)
- 両言語のキーワード(5~10語)
- 目次
- 図表一覧(該当する場合)
章構成
章番号はアラビア数字で連続して付けてください。章タイトルは説明的で、本文とは異なる明確なフォーマットを用います。二言語論文の場合、章の冒頭ページに日本語と英語の両方の章タイトルを記載してください。
小見出しは一貫した階層構造を維持し、読者が論旨を追いやすく、文書全体の整理に役立ててください。
引用方法
京都大学では伝統的に脚注方式を採用しており、本文中に上付き数字で引用を示し、対応する脚注をページ下部または章末、または論文末尾に配置します。
一部の学科では、著者・年方式の本文内引用と参考文献リストを認めています。指導教員や所属学科に希望の引用方式を確認してください。
GenTextの引用管理ツールは脚注方式と本文内引用方式の両方に対応しており、所属学科のスタイルに合わせて自動的に書式設定と整理を行います。
引用文とブロック引用
短い引用は段落内に引用符付きで組み込み、引用元を明示してください。長い引用(一般的に2行以上)は左余白から1cmのインデントをつけたブロック引用として、単一行間でフォーマットします。
すべての引用文の直後に出典を明記してください。論文の言語と異なる言語の原著を翻訳して使用する場合も、必ず原著の出典を示してください。
表、図、ビジュアル要素
すべての表と図は連続番号を付けます。表は「表1」「表2」などと番号を付け、タイトルは表の上に記載してください。図は「図1」「図2」などと番号を付け、キャプションは図の下に記載します。
二言語論文では、キャプションを日本語と英語の両方で記載してください。すべての表と図は本文中で登場前に言及し、その意義を読者に示してください。
ページ番号の付け方
ページ番号はアラビア数字で連続して付け、各ページの下中央または下右に配置してください。表紙はページ数に含めますが、番号は表示しません。
付録および補足資料
付録には、主要な論旨の流れを妨げる生データ、インタビュー記録、詳細な計算、拡張表などの補足資料を含めてください。
付録は「付録A」「付録B」などと連続でラベル付けし、それぞれに説明的なタイトルを付けて別ページで開始します。すべての付録は目次に含めてください。
二言語論文のフォーマット
論文が主に英語で日本語要素を含む場合は、以下のような明確なフォーマット規則を設けてください:
- 主な章は英語で記述
- タイトル、要旨、キーワード、概要は日本語で提供
- 二言語要素は全体を通じて一貫したフォーマットを使用
二言語構成については指導教員と相談し、学科の要件を満たすようにしてください。
提出要件
京都大学ではデジタル版と印刷版の両方の提出を求めています。デジタル提出はPDF形式で、すべてのフォーマットが保持されていることを確認してください。複数のデバイスやPDFリーダーで正しく表示されるか検証してください。
印刷版は大学の仕様に従い専門的に製本してください。最新の製本要件や提出手順は大学院事務局で確認してください。
京都大学論文作成におけるGenTextの活用
GenTextは二言語文書の一貫したフォーマットを自動化し、論文作成を効率化します。日本語と英語のテキストフォーマット、適切な行間、フォント、余白を維持します。
引用管理機能は脚注方式と参考文献リスト方式の両方に対応し、引用文献を自動的に書式設定し、論文の進行に合わせて参照を更新します。GenTextの組織化ツールは複雑な論文構成を論理的に整理するのに役立ちます。
よくあるフォーマットの課題
- 日本語と英語のフォント使用の不一致
- 製本に必要な左余白の不足など余白幅の誤り
- 二言語部分の不適切な配置やフォーマット
- 引用方式の不統一
- ブロック引用や付録の行間の誤り
- 表や図のタイトル・キャプションの欠落
- 前付け要素の順序違反
提出前の確認事項
- 余白が規定通り(左3cm、その他2.5cm)であること
- 言語ごとに適切で一貫したフォントを使用していること
- 本文はすべて二重行間であること
- ページ番号がすべてのページに正しく表示されていること
- タイトル、要旨、キーワードが日本語・英語両方で記載されていること
- すべての表と図に番号とキャプションが付いていること
- 引用が学科指定の方式で一貫していること
- 前付けが正しい順序で配置されていること
- PDFがデジタル提出に適切にフォーマットされていること
- 印刷版が専門的に製本されていること
京都大学の包括的なフォーマット基準を遵守することで、論文が大学の要件を満たし、学術アーカイブに適切に保存されることが保証されます。
参考文献
- Purdue OWL (オンラインライティングラボ) — 論文作成に適用可能な学術的執筆およびフォーマット基準についての包括的ガイド。
- APAスタイル — 学術論文で一般的に使用されるAPA引用・フォーマットスタイルの公式リソース。
- シカゴマニュアルオブスタイルオンライン — 論文執筆に関連するスタイルおよび引用形式の権威あるガイド。
参考資料
- Microsoft Support Word — 論文のページ設定、スタイル、目次、脚注など、Wordでフォーマットを整える際の基本操作を確認するのに役立ちます。
- Microsoft Learn Office — Wordを含むOffice製品の高度な機能や自動化の情報があり、論文テンプレート作成や文書整形の実務に有用です。
- Purdue OWL — 学術文書の構成や引用、研究倫理に関する定番ガイドで、修士論文・博士論文の基本的な書式理解に役立ちます。
- APA Style — 英語論文で頻出する引用・参考文献・書式ルールを公式に確認でき、英語版論文の整合性確保に有用です。
- Chicago Manual of Style Online — 脚注・参考文献・見出しなどの細かな書式基準を参照でき、学位論文の文体統一に役立ちます。
よくある質問
京都大学で論文を英語で書くことはできますか?
はい、京都大学では英語での論文提出が認められています。ただし、保存の都合上、通常は日本語の題名、要旨、概要が必要です。
京都大学の標準的な余白はどのくらいですか?
標準的な余白は、左が3cm、右が2.5cm、上下が各2.5cmです。左余白を広めに取るのは、製本に対応するためです。
京都大学ではどの引用方式が推奨されていますか?
京都大学では、通常、脚注方式の引用が用いられます。本文中引用と参考文献一覧の形式も使用可能です。所属学部・研究科で確認してください。