MLA形式の基本的な引用方法

By GenText Editorial Team 2026年1月14日 更新日時 2026年3月18日 citation-guide
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MLA形式とは

MLA(Modern Language Association)形式は、人文学、特に文学、言語学、外国語教育の分野で広く使用される引用形式です。北米の大学や学術雑誌で標準的な形式として採用されており、日本の英語教育や文学研究でも使用されています。

基本的な構成

MLA形式の引用は、本文中の簡潔な引用と、論文末尾の作品一覧から構成されます。本文中では著者名とページ番号を括弧内に記載し、詳細情報は作品一覧に記載する方式です。この構造により、本文の流れを損なわずに出典を明示できます。

本文中の引用

MLA形式では、直接引用する場合、引用文を引用符で囲み、括弧内に著者名とページ番号を記載します。

例:Smith(2020)は述べている。彼は更に、学術研究は継続的な努力を必要とすると主張している(Smith 45)。

著者名が本文中に既に記載されている場合は、括弧内にはページ番号のみを記載します。

作品一覧の作成

作品一覧はMLA形式の引用における最重要要素です。引用したすべての作品を著者名のアルファベット順に並べ、各エントリは左揃え、2行目以降はインデントします。

形式:著者名(姓, 名)。作品タイトル。出版社、出版年。

実例:Smith, John. 学術研究の方法論。Academic Press, 2020。

複数著者の引用

複数の著者がいる場合、最初の著者名を逆順で記載し、その他の著者は通常の順序で記載します。

形式:著者1の姓、著者1の名、and 著者2の名 著者2の姓。作品タイトル。出版社、出版年。

特殊な引用形式

編集本の一部の章を引用する場合、章の著者、章のタイトル、書名、編集者名、出版社、出版年を記載します。

形式:著者。チャプタータイトル。編集者(編)、書名、出版社、年。

間接引用

原著者の思想を自分の言葉で述べる間接引用の場合も、出典を明記する必要があります。この場合、引用符は不要ですが、括弧内に著者名とページ番号を記載します。

ウェブリソースの引用

MLA形式では、ウェブリソースも同じ原則で引用されます。著者名、タイトル、ウェブサイト名、アクセス日、URLを記載します。

MLA形式の利点

MLA形式の利点は、簡潔性と可読性です。本文中の引用が簡潔であるため、文章の流れが損なわれにくく、読者は容易に詳細情報を作品一覧で確認できます。

実践的なガイドライン

MLA形式を正確に使用するためには、以下を確認してください。すべての著者名、正確な作品タイトル、出版社名、出版年。これらが完全に記載されていれば、読者は確実に原著にアクセスできます。

よくある質問

MLA形式では作品一覧をどのような順序で整理すべきですか?

MLA形式では、引用した作品を著者名のアルファベット順に整理します。同じ著者の複数の作品は、作品のタイトルのアルファベット順で並べます。

MLA形式での本文中の引用では何を記載しますか?

著者名とページ番号を括弧内に記載します。例(Smith 45)のように、著者の姓と該当ページを記載することで、読者は作品一覧から詳細を確認できます。

引用文が複数ページにわたる場合、MLA形式ではどのように記載しますか?

複数ページの引用の場合は、開始ページと終了ページの両方を記載します。例えば(Smith 45-48)と記載し、読者が引用箇所を正確に特定できるようにします。

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