トロント大学 論文フォーマットガイド(2026年版)
クイックアンサー
トロント大学の修士論文・博士論文は、2026年版ガイドラインに従い、本文は通常12ポイントの読みやすいフォント、1.5行間、左右1インチ(約2.54cm)の余白で作成する。引用形式と章立ては学部・研究科の指定を優先し、提出前に表紙、要旨、目次、参考文献を含む全体構成を確認する。
トロント大学 論文フォーマットガイド
トロント大学では、全学部の大学院論文および博士論文に対して包括的なフォーマットガイドラインを定めています。本ガイドは、最終原稿を大学図書館および所属学科に提出する際に遵守すべき具体的な要件を網羅しています。
ページ設定と余白
適切なページ設定はトロント大学の論文フォーマットの基礎です。大学のガイドラインは、綴じ込みや保存要件に対応しつつ、一貫性と読みやすさを確保することを目的としています。
左余白: 1.5インチ(38mm) - 綴じ込み時に文字が隠れないよう左側に余裕を持たせています。Microsoft Wordで設定する場合は、[ページレイアウト]タブの[余白]から左余白を指定してください。
右余白: 1インチ(25mm) - 学術文書の標準であり、読者のコメント用の余白を確保します。
上余白: 1インチ(25mm) - 文書全体で均一に適用し、ページ間の見た目を統一します。
下余白: 1インチ(25mm) - 右余白と同様にページレイアウトのバランスを保ちます。
用紙サイズ: 標準レターサイズ(8.5” x 11”)またはA4(210mm x 297mm)。所属学科の指定がある場合はそちらを優先してください。Wordでは[ページレイアウト] > [用紙サイズ]で確認できます。
ページの向き: 全ページ(図表含む)は縦向き(ポートレート)で作成してください。大きな表や図は横向き(ランドスケープ)も可ですが、別ページに配置し、ページ番号は連続して付けてください。
フォント要件
トロント大学はフォントに関して比較的柔軟ですが、読みやすさと専門的な見た目を重視しています。
本文フォント: Times New Roman、Courier New、またはArialの12ポイント。Times New Romanが最も伝統的で学術的に広く受け入れられています。
行間: 本文はすべてダブルスペース(2.0行間)で記述してください。ブロック引用も含みます。Wordではすべてのテキストを選択(Ctrl+A)し、[ホーム] > [行間]から2.0を選択してください。
フォントサイズの一貫性: 本文は12ポイントを維持してください。脚注や文末注は10ポイントのシングルスペースで構いません。表や図は必要に応じて小さいフォントを使用してもよいですが、読みやすさを損なわないようにしてください。
見出し: 第1レベルは14ポイント太字、第2レベルは12ポイント太字、第3レベルは12ポイント太字イタリックで統一してください。文書全体で見出しの階層を一貫させることが重要です。
表紙フォーマット
論文の表紙はあなたの研究の第一印象となるため、トロント大学の厳格な要件に従う必要があります。
表紙には以下を含めてください:
大学名と所在地: ページ上部中央に「University of Toronto」と記載。
論文タイトル: ページ中央にタイトルケース、全大文字、または頭文字大文字で配置。タイトルは要約や公式文書と完全に一致させてください。
著者名: 大学に登録されている正式な氏名をタイトルの下に中央揃えで記載。
学位情報: 取得を目指す学位(例:「A thesis submitted in partial fulfillment of the requirements for the degree of Doctor of Philosophy in Department Name」)をページ下部中央に記載。
日付: 卒業年をページ最下部中央に記載。
学科名: 所属学科またはプログラム名を明確に記載。
プロフェッショナルで整理された印象を与えるために十分な余白を確保してください。表紙自体はシングルスペースで作成し、本文のダブルスペース要件とは異なります。
要約(アブストラクト)要件
要約は研究の簡潔な概要であり、トロント大学の特定のガイドラインに従ってフォーマットしてください。
長さ: 修士論文は100~150語、博士論文は150~250語が目安です。学部によって異なる場合があるため、所属プログラムの指示を確認してください。
内容: 研究課題や問題提起、方法論、主要な発見、研究の意義を含めてください。完了した研究については三人称過去形で記述します。
ページ番号: 要約ページは前付け部分の一部として小文字のローマ数字(iv、vなど)で番号を付けます。
フォーマット: 本文と同じフォントでダブルスペース。学科によってはページ上部中央に大文字で「ABSTRACT」と記載することを求められる場合があります。
別ページ: 要約は単独のページに記載し、通常は表紙や献辞(該当する場合)の後に配置します。
目次
目次は論文の構成とページ番号を正確に反映させる必要があります。
フォーマット: すべての章見出しおよび主要セクションと対応するページ番号を含めます。論文の複雑さや学科の指示により小見出しを含めても構いません。
ページ番号: 目次自体の前付けページ番号は小文字ローマ数字(i、ii、iiiなど)を使用します。
タイトル: ページ上部中央に大文字で「TABLE OF CONTENTS」と記載。
フォーマット: 本文と同じくダブルスペース。ページ番号は右揃えにし、見出しとページ番号の間にドットリーダーを入れて読みやすくします。
Wordの機能: Wordの目次機能([参考資料] > [目次])を使用して自動生成・更新することを推奨します。これによりページ番号の変更にも対応しやすくなります。
見出しスタイルと階層
一貫した見出し階層は読みやすさと文書の整理に寄与します。
章見出し(レベル1): 中央揃え、14ポイント太字、全大文字またはタイトルケース。各章見出しの前に空行を1行入れてください。
節見出し(レベル2): 左揃え、12ポイント太字、タイトルケース。
小節見出し(レベル3): 左揃え、12ポイント太字イタリック、タイトルケース。
細分節見出し(レベル4): 左揃え、12ポイント太字、段落先頭に続けて記述し、末尾にピリオドを付けるランイン形式。
文書全体でスタイルを統一してください。Wordのスタイルギャラリーを活用し、各レベルの見出しスタイルをカスタム作成すると便利です。
ページ番号
適切なページ番号付けは必須であり、論文の各セクションに応じた規則があります。
前付け部分: 表紙、献辞、謝辞、要約、目次、図表リストなどは小文字のローマ数字(i、ii、iii、ivなど)を使用します。ただし、表紙自体には通常番号を表示しません(ページ番号のカウントには含めます)。
本文: 序章または第1章からアラビア数字(1、2、3など)に切り替え、結論や参考文献まで連続して付けます。
付録: 付録もアラビア数字で連続して番号を付け、リセットしません。
ページ番号の位置: 各ページ(表紙を除く)の右上に配置するのが標準的です。学科の指示があればページ下部中央に配置しても構いません。
Wordでの設定: [挿入] > [ページ番号]で自動番号付けが可能です。番号形式の切り替えはセクション区切り([ページレイアウト] > [区切り] > [セクション区切り])を使って前付けと本文を分けて設定してください。
引用スタイル要件
トロント大学では学問分野によって引用スタイルの選択に柔軟性があります。
人文学系学科: シカゴ・マニュアル・オブ・スタイル(ノート・ビブリオグラフィー方式)が標準です。脚注または文末注と参考文献リストを使用します。最新のシカゴ・マニュアル・オブ・スタイルを参照してください。
社会科学系: American Psychological Association (APA) スタイルが一般的です。
参考資料
- Microsoft Support Word — Wordで余白、ページ番号、ヘッダー、段落設定などの論文フォーマットを調整する方法を確認するのに役立ちます。
- Microsoft Learn Office — 大学指定のテンプレートや文書作成機能を使って、提出用の論文書式を整える際の参考になります。
- Purdue OWL — 参考文献の書き方や学術的な文章作成の基本を確認でき、論文の引用形式の理解に役立ちます。
- APA Style — 社会科学系の論文でよく使われる引用・参考文献形式の公式ガイドとして、書式確認に有用です。
よくある質問
トロント大学ではどの引用スタイルが必要ですか?
トロント大学では、学部や学科によって引用要件が異なります。人文系のプログラムでは Chicago Manual of Style(Notes-Bibliography)をよく使用し、理系では APA または CSE が使われます。必ず所属学科の大学院事務室に確認してください。
トロント大学の学位論文の余白指定はどのようになっていますか?
トロント大学では、製本のため左余白を 1.5 inches(38mm)、右・上・下の余白を 1 inch(25mm)にする必要があります。
トロント大学では論文をどのように提出しますか?
論文は、トロント大学図書館のポータルから電子的に提出する必要があります。提出期限や手順の詳細は、所属学科から案内されます。